ソルクシーズ【4284】 スタンダード(内国株式)

ソフトウェア開発、コンサルティング、ソリューション事業を展開し、銀行向け「OpenAPI基盤」やeスポーツ人材マッチングサイトなどを提供。

ソルクシーズ【4284】 スタンダード(内国株式)

ソフトウェア開発、コンサルティング、ソリューション事業を展開し、銀行向け「OpenAPI基盤」やeスポーツ人材マッチングサイトなどを提供。

事業内容

ソルクシーズは、ソフトウェア開発、コンサルティング、ソリューションの3つの主要な事業セグメントを持っています。これらの事業は、特定の業務に特化した14の子会社と1つの関連会社を通じて展開されています。

ソフトウェア開発事業では、金融業界や情報・通信業界向けのシステムインテグレーション(SI)や受託開発、アウトソーシング、機器販売を行っています。子会社のエフ・エフ・ソルは銀行向けソリューションを提供し、クラウド上でのOpenAPI基盤の導入支援も行っています。

コンサルティング事業では、IT全般統制やシステム企画、プロジェクト支援を提供しています。インフィニットコンサルティングはIT戦略立案やプロジェクトマネジメント支援を行い、アリアドネ・インターナショナル・コンサルティングはクレジット業務に特化したサービスを提供しています。

ソリューション事業では、教育向けパッケージソフトやクラウドサービス、エッジコンピューティング系ソリューションを提供しています。ノイマンは自動車教習所向けのソフトウェアを開発し、ベトナム市場への進出も進めています。Fleekdriveは企業向けのオンラインストレージサービスを提供しています。

このように、ソルクシーズは多岐にわたる業界に対して専門的なサービスを提供し、各子会社が特定の分野に特化して事業を展開しています。

経営方針

ソルクシーズは、経営理念「愛と夢のある企業」のもと、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、持続可能な社会の実現を目指しています。同社は「FinTech」、「Cloud」、「IoT」、「CASE」、「AI」などの技術を活用し、社会への対応力を高めています。特に、サステナビリティ経営を重視し、長期的に愛される企業を目指しています。

同社の中期経営計画(2025年~2027年)では、経営基盤の強化、SIビジネスの競争力強化、ストック型ビジネスの拡大、海外マーケットの開拓を基本方針としています。具体的には、成長分野への資源集中や不採算部門の再構築、オフショア開発の活用、クラウドサービスの強化、海外市場の開拓を進めています。

ソルクシーズは、IT人材の確保と育成を重視し、給与水準の見直しや新卒採用の増員を行っています。また、クラウドサービスの多様化やIoTの活用、CASEの進化、FinTechの実用化、AIの本格化に対応するため、各種技術の開発と市場拡大を推進しています。これにより、顧客の変革を支える企業としての地位を強化しています。