サイバーリンクス【3683】 スタンダード(内国株式)

流通クラウド事業、官公庁クラウド事業、トラスト事業、モバイルネットワーク事業を展開し、食品小売業向けクラウドサービス「@rms基幹」やデジタル証明書発行サービス「CloudCerts」などを提供。

サイバーリンクス【3683】 スタンダード(内国株式)

流通クラウド事業、官公庁クラウド事業、トラスト事業、モバイルネットワーク事業を展開し、食品小売業向けクラウドサービス「@rms基幹」やデジタル証明書発行サービス「CloudCerts」などを提供。

事業内容

サイバーリンクスは、クラウドサービスを中心に多様な事業を展開しています。主に「シェアクラウド」という共同利用型クラウドサービスを提供し、顧客企業のITコスト削減や経営効率化を支援しています。また、業界全体の発展にも寄与することを目指しています。

サイバーリンクスの事業セグメントは以下の通りです。まず、流通クラウド事業では、食品小売業向けの基幹業務クラウドサービス「@rms基幹」を提供しています。さらに、大手食品卸売業を対象としたEDIサービスや商品画像データベースのクラウド提供も行っています。

官公庁クラウド事業では、地方自治体向けに行政情報システムの導入や保守・運用サービスを提供しています。防災行政無線システムの施工・保守、小中学校向け校務支援クラウドサービス、医療機関間の医療情報連携クラウドサービスも展開しています。

トラスト事業では、ブロックチェーン技術を活用したデジタル証明書発行サービス「CloudCerts」を提供しています。また、公的個人認証サービスや電子委任状取扱業務を基に、マイナンバーカードを活用したトラストサービスを展開しています。

モバイルネットワーク事業では、NTTドコモの一次代理店であるコネクシオ株式会社と契約し、和歌山県内でドコモショップ10店舗を運営しています。これにより、地域の通信インフラを支えています。

経営方針

サイバーリンクスは、成長戦略として「トランスフォーメーション2025」を掲げ、クラウドサービスを中心に事業を展開しています。同社は、技術革新とトレンド変化の激しい情報サービス業界で、顧客に最適なサービスを提供し続けることを目指しています。

同社の中期経営計画では、流通クラウド事業、官公庁クラウド事業、トラスト事業、モバイルネットワーク事業の4つの重点領域に注力しています。これにより、業界全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、社会に貢献することを目指しています。

流通クラウド事業では、企業間連携プラットフォームの立ち上げを通じて、食品流通業界のDXを実現します。官公庁クラウド事業では、地方自治体のデジタル化を支援し、効率的な行政運営をサポートします。

トラスト事業では、マイナンバーカードを活用した電子契約システムの普及を進め、信頼性の高いサービスを提供します。モバイルネットワーク事業では、地域シェアの確立と店舗の効率化を図り、通信インフラを支えます。

サイバーリンクスは、これらの戦略を通じて、2025年までに売上高170億円、経常利益16.8億円を目指しています。また、ROEを13.0%以上に維持することを計画しています。